1日のNY市場は下落

2020年5月4日 06:30

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;23723.69;-622.03Nasdaq;8604.95;-284.60CME225;19515;-115(大証比)

[NY市場データ]

1日のNY市場は下落。ダウ平均は622.03ドル安の23723.69ドル、ナスダックは284.60ポイント安の8604.95ポイントで取引を終了した。米国主要企業の低調な収益見通しや4月ISM製造業指数が11年ぶりの低水準に落ちこんだことに加えて、新型ウイルスの対処を巡りトランプ政権が中国を非難し、米中関係が悪化し追加関税が発動されるとの懸念から大きく下落して寄り付いた。NY州知事が残りの今学年度の休校を発表すると同州の経済活動の再開が遅れるとの懸念が広がり、引けにかけて下げ幅を拡大した。セクター別ではエネルギー、自動車・自動車部品が大きく下落。食品・生活必需品小売りや家庭・パーソナル用品の下げは小幅にとどまった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の19515円。ADRの日本株は任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>が堅調な他は、トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ソニー<6758>、デンソー<6902>、資生堂<4911>、富士通<6702>、日東電<6988>など、対東証比較(1ドル106.91円換算)で全般軟調。《FA》

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