日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は反落、ファーストリテとテルモの2銘柄で約51円押し下げ

*12:38JST 日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は反落、ファーストリテとテルモの2銘柄で約51円押し下げ
20日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり66銘柄、値下がり153銘柄、変わらず6銘柄となった。

日経平均は反落。181.84円安の19715.42円（出来高概算4億7446万株）で前場の取引を終えている。先週末17日の米国株式市場では、トランプ政権が経済活動再開の指針を発表したほか、新型コロナウイルス向け治療薬の治験で良好な結果が報告されたことで期待感が広がり、主要3指数は揃って大幅に上昇した。一方、この上昇は17日の東京時間日中における米株先物による上げで織り込まれていたこともあり、本日の東京市場では、前週末の大幅上昇による反動の動きが先行した。なお、寄り付き前に発表された3月貿易統計は市場想定を下回る結果であったが、先物市場に目立った動きは観測されなかった。米国の経済活動再開への期待感から下値では押し目を拾う向きもみられており、前場の日経平均は寄り付き直後に付けた安値水準を割り込まずに下げ幅を縮小する動きとなった。

値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はテルモ<4543>となり、2銘柄で日経平均を約51円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは第一三共<4568>で3.52％安、同2位はヤマハ<7951>で3.09％安だった。

一方、値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はリクルートHD<6098>となり、2銘柄で日経平均を約28円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは太平洋セメント<5233>で3.37％高、同2位はIHI<7013>で2.71％高だった。

*11:30現在

日経平均株価　　19715.42(-181.84)

値上がり銘柄数　 66(寄与度+46.08)
値下がり銘柄数　153(寄与度-227.92)
変わらず銘柄数　　6

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 4847 112 +24.21
<6098> リクルートHD 2949 30.5 +3.30
<4502> 武田 3666 74 +2.67
<4324> 電通G 2120 48 +1.73
<8028> ファミマ 1860 10 +1.44
<6857> アドバンテ 5020 20 +1.44
<4901> 富士フイルム 5375 39 +1.40
<4911> 資生堂 6890 27 +0.97
<6976> 太陽誘電 2962 25 +0.90
<7269> スズキ 3183 23 +0.83
<4751> サイバー 4415 95 +0.68
<9064> ヤマトHD 1912 10 +0.36
<6302> 住友重 2170 45 +0.32
<7272> ヤマハ発 1261 9 +0.32
<2531> 宝HD 753 8 +0.29
<7735> スクリン 4440 40 +0.29
<8253> クレセゾン 1113 8 +0.29
<5233> 太平洋セメ 2114 69 +0.25
<4043> トクヤマ 2245 32 +0.23
<4061> デンカ 2566 30 +0.22

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 49800 -1080 -38.90
<4543> テルモ 3587 -83 -11.96
<4519> 中外薬 13490 -305 -10.99
<9433> KDDI 3160 -45 -9.73
<4568> 第一三共 7400 -270 -9.73
<6367> ダイキン 13400 -255 -9.19
<6971> 京セラ 5911 -121 -8.72
<9735> セコム 9065 -235 -8.47
<7733> オリンパス 1703 -41 -5.91
<6954> ファナック 14795 -155 -5.58
<2413> エムスリー 3990 -60 -5.19
<4503> アステラス薬 1748.5 -27 -4.86
<7832> バンナムHD 5403 -135 -4.86
<7951> ヤマハ 4240 -135 -4.86
<6762> TDK 8820 -130 -4.68
<4063> 信越化 11780 -120 -4.32
<4523> エーザイ 7951 -111 -4.00
<4452> 花王 8802 -95 -3.42
<1721> コムシスHD 2814 -89 -3.21
<7203> トヨタ 6678 -78 -2.81《CN》