NYの視点:今週の注目:米3月新築住宅販売件数、中古住宅販売、耐久財受注など

2020年4月20日 07:36

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記事提供元:フィスコ


*07:36JST NYの視点:今週の注目:米3月新築住宅販売件数、中古住宅販売、耐久財受注など
今週は引き続き新型ウイルス蔓延の状況や原油動向を睨む展開となる。ただ、感染拡大ペースが安定してきており焦点が、経済活動の再開に移行してきていることは慎重ながら楽観視できドルの下値を支える可能性がある。ただ、万が一、時期尚早の経済活動の再開で第2次感染拡大で、再び経済を封鎖せざるを得ないことは最悪の結果を招く。

最新の経済指標の悲惨な結果は想定内となる。今週は中古・新築住宅販売など住宅関連指標に注目が集まる。28−29日に連邦公開市場委員会(FOMC)を控えてFRBはブラックアウト期間入りするためFRB高官らの講演は予定されていない。

ドルは米連邦準備制度理事会(FRB)による大規模緩和の影響で当面は上値の重い展開が予想される。

■今週の主な注目イベント

●米国

20日:3月シカゴ連銀全米活動指数
21日:3月中古住宅販売件数
22日:2月FHFA住宅価格指数
23日:週次新規失業保険申請件数、4月マークイット製造業PMI、3月新築住宅販売件数、
24日:3月耐久財受注(24日)、4月ミシガン大学消費者信頼感指数

●欧州連合(EU)
20日−24日:英国と離脱交渉を再開
23日:新型ウイルスへの対処を協議

●地政学的リスク
ベネズエラ
北朝鮮:
イラン
ガザ紛争
シリア
イエメン
香港《CS》

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