日経VI概況:連日の低下も下げ幅は限定的

2020年4月15日 17:10

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記事提供元:フィスコ


*17:10JST 日経VI概況:連日の低下も下げ幅は限定的
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は15日、前日比-0.95pt(下落率2.55%)の36.26ptと14日に続けて低下した。なお、高値は37.69pt、安値は36.26pt。14日の米国市場でNYダウは反発したが、前日に幾分織り込まれていたことから、本日の日経平均は利益確定売りが先行。一方で、朝方の安値を割り込まずに推移したことから、日経VIは終日低下基調であった。その後は、NYダウ先物の時間外取引での下落や円相場の強含みが重しとなったことを受け、リスクオンムードには至らず、日経VIの下げ幅は限定的であった。


【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《SK》

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