大航海時代の世界一周旅行と火星旅行ではどちらがリスクが高いか

2020年4月2日 20:56

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記事提供元:スラド

 taraiok曰く、

 ポルトガル・リスボン大学の歴史家であるHenrique Leitao氏が、大航海時代のマゼランによる世界一周旅行は、人間を火星に送るよりもはるかに困難だったと主張している。この世界一周旅行では、250人の乗組員のうち18人しか生還しなかっためだ。火星への有人飛行には6か月もの時間を必要とするが、NASAなどの各国の宇宙機関が6か月におよぶ有人飛行を実際に行った場合でも、乗組員に対するリスクの割合はマゼランの世界旅行ほどにはならないという(ForbesSlashdot)。

 Leitao氏はまた、現在の宇宙の商業化は大航海時代ほど興味深いとは思わないとも主張している。大航海時代にあった商業、名声と栄光への欲求、帝国の欲望と宗教的緊張、そして探査のための探求が当時よりも強くないためだ。それでも宇宙の探査と商業化の意欲は大航海時代と並ぶ部分もある。小惑星の鉱物は、大航海時代に珍重されたアジアのスパイスに相当する。そして、地球近くの小惑星から採取した素材を地球に戻すことは、16世紀のスパイスをヨーロッパに戻すときと同じくらい困難だ。

 それでも安全性と今日の技術、火星自体の現在の状態に関する知識は、大航海時代公開よりも圧倒的な優位性があるとしている。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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