ボス、2020-21年秋冬ウィメンズコレクション発表 新世代に捧ぐテーラリング

2020年3月26日 09:10

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記事提供元:ファッションプレス

 ボス(BOSS)の2020年秋冬ウィメンズコレクションが、イタリア・ミラノで発表された。メンズとの合同ショー形式である。

■オーケストラの生演奏と共に

 今シーズンのショー会場となったのはミラノのソーシャル・ミュージック・シティ。ライラックに染まった会場内に楕円形のランウェイを設け、その中央で生演奏を行うオーケストラのサウンドに合わせて、モデルたちは歩みを進めていく。

■新しい世代に提案するテーラリング

 最新コレクションは「GENERATIONS -新しい世代を迎えて-」をテーマに掲げて、新しい世代に向けたテーラリングを提案するというもの。メンズと同様ウィメンズでも、ブランドのヘリテージであるスーツルックが新鮮なスタイルで提案されている。

 たとえばブリックカラーに染まったノッチドラペルのジャケットには、ゆったりとしたエフォートレスなシルエットのパンツを合わせて。ライラックカラーのピークドラペルジャケットはオーバーサイズに仕立てて、センタープレスしたやや太めのスラックスをコーディネートしている。

■ライラックやオレンジをアクセントに

 カラーパレットはブラウン、クリーム、グレー、ブラックを主流に、爽やかなライラックや鮮やかなオレンジでアクセントを効かせた。ライラック×クリーム×ネイビーのアウターや、ブラウン×ネイビー×レッドのタイトスカートなど、カラーブロックの手法も取り入れている。

■フリンジで躍動感をプラス

 キーディテールは、歩くたびにゆらゆらと揺れ動くロングフリンジ。艶やかな光沢を纏ったリュクスなファブリックのロングドレスには、ショルダーから裾にかけて長いフリンジを垂らして。かっちりとした仕立てのロングコートやジャケットは、ポケット部分に動きのある装飾を施して、躍動感のあるルックへと導いている。フリンジはロングマフラーやチェーンバッグなどの小物類にもあしらわれ、存在感を放っていた。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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