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欧州ではディーゼル車の販売が急速に減少しているが、その影響で二酸化炭素排出量の増加が続いているという(日経xTECH)。
欧州では自動車に対する二酸化炭素排出量規制が厳しくなっていることもあって、燃費や効率に優れるディーゼルエンジンが広く普及していた。しかしディーゼルエンジンは窒素酸化物や粒子状物質(PM)などの排出量が多いというデメリットがある。フォルクスワーゲン(VW)などが排ガス規制を逃れるようなシステムを導入していたことが発覚したこともあってディーゼルエンジンの環境負荷の高さに厳しい目が向けられるようになり、販売台数が減少。その代わりに非ディーゼルのガソリンエンジン車の販売数が増加するようになっていたという。
また、二酸化炭素排出量の削減に向け電気自動車(EV)が推進されているものの、まだ販売数は少なく、その結果全体としては二酸化炭素排出量が増加傾向にあるとのこと。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
関連キーワード電気自動車、フォルクスワーゲン(VW)、ディーゼル
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