トヨタ・ヤリスに新車装着はダンロップとトーヨータイヤの低燃費タイヤに

2020年2月19日 17:15

小

中

大

印刷

新型ヤリスが採用したTOYO TIREのNANOENERGY J65(ナノエナジー ジェイロクジュウゴ)」(画像:TOYO TIRE株式会社発表資料より)

新型ヤリスが採用したTOYO TIREのNANOENERGY J65(ナノエナジー ジェイロクジュウゴ)」(画像:TOYO TIRE株式会社発表資料より)[写真拡大]

写真の拡大

 トヨタ自動車から、新型ヤリスの発売が開始されたが、その新車装着タイヤにDUNLOPの「エナセーブ EC300+」とTOYOの「NANOENERGY J65」の装着が決まった。どちらも低燃費で快適な走りと乗り心地を提供するという。

【こちらも】新(真)「羊の皮を被った狼」トヨタ・ヤリスGR 直3気筒 1.6Lターボ 燃費36.0km/L (1/3)

 新車を購入する時に、クルマの性能や使い勝手の良さなどをディーラーでチェックする人は多いが、装着タイヤを気にする人は少ないのではないだろうか。しかも実際に、ディーラーの営業マンに新車装着されるタイヤメーカーを聞いても、即答できない人もいるぐらいだ。

 それだけ、新車装着タイヤに対する興味や関心は低いと思われるが、新車装着タイヤは新車開発の上で欠かすことが出来ない重要なパーツの1つとなっている。

 今回ヤリスに装着された2種類のタイヤだが、どちらもヤリスの低燃費性能を引き出し、コンパクトカーならではの軽快な走りと乗り心地に貢献できるタイヤとなっている。そこで気になるのが、違うタイヤメーカーで同じ性能が期待できるのかといった点であろう。

 新車装着タイヤは、新車開発の段階からクルマメーカーの要求に合わせて開発が同時に行われる。今回、ヤリスに装着が決定したDUNLOPの「エナセーブEC300+」とTROYOの「NANOENERGY J65」は、当然、トヨタがヤリスを開発する時に、燃費、操縦性、騒音性、乗り心地、制動性、耐摩耗性などの要件をクリアし、装着が許されたタイヤということになる。

 この2種類のタイヤは、これら全ての性能において非常に似通っていることから採用されたわけだが、1つのメーカーが採用されないことには理由がある。

 それは、タイヤ工場が不測の事態で生産が出来なくなった場合、1社ではタイヤ供給を行うことが困難となる。そこで、一般的に新車装着タイヤは、複数のタイヤメーカーを採用するのが常識となっているため、ヤリスも2社の同等性能のタイヤ装着が決まったわけである。

 では、新車購入時に自分の好みのメーカーを選べるかといえば、それは出来ない。ヤリスの生産ラインでどのタイヤが装着されるかは、運しだいであり、それをメーカーに指定することは出来ない。仮に、好きなタイヤを装着するとなれば、ディーラーでの履き替えとなり別途料金が発生することになるだろう。

 ヤリスに装着が決定したタイヤは、OEタイヤと呼ばれ、一般にタイヤ販売店で購入することが出来ないタイヤである。もちろんディーラーで注文すれば装着できるが、一般のタイヤより割高となることが多い。

 そこでタイヤを交換する場合は、タイヤ販売店で購入することになるだろうが、注意したいことは、ヤリスの性能をフルに発揮した状態で乗り続けるのであれば、新車装着タイヤと同レベル以上の性能をもった商品を選ぶことが大切となることだ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

関連キーワードトヨタ自動車ヤリス

広告

広告

写真で見るニュース

  • フロリダ州のケネディ宇宙センターでのテスト中のNASAの火星ヘリコプター (c) NASA / Cory Huston
  • 三越恵比寿店 (c) 123rf
  • 案内ロボット「ゴーカンナ君」(画像: アキュラホーム発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース