伊丹空港に「愛犬専用トイレ」がオープン 国内空港では初

2020年2月14日 12:03

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愛犬専用トイレ(画像: 関西エアポートの発表資料より)

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 2月13日、大阪国際空港(伊丹空港)に国内空港では初めての「愛犬専用トイレ」がオープンした。関西の3空港を運営する関西エアポートが開設したもので、愛犬家に便利で快適な空の旅を楽しめる環境を提供するのが狙い。

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 現在、南北出発エリアのリニューアル工事中の同空港は、今年7月にグランドオープンを控えており、中央・屋上エリアを先行オープンするなど急ピッチで環境整備を進めている。

 愛犬専用トイレは、モノレール「大阪空港駅」の下の1階送迎スペースに設置。水洗機能付きおしっこポール、汚物流し、シャワー、水飲み場、ベンチなどが設けられており、ベンチや植え込み、土のスペースもあって、小さな公園のような雰囲気。朝の5時30分から夜の10時まで利用できる。

 同空港はやむをえない緊急事態を除き発着時間は午後9時までと規制されているが、ターミナル内の店舗の営業時間を配慮して、このトイレは午後10時までとなっている。

 「全日本盲導犬使用者の会」によると、成田、羽田、富士山静岡、秋田、福岡、那覇の各空港には、補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)専用トイレは設置されているが、ペット専用トイレはない。

 大阪国際空港では、補助犬についてはターミナルビル内の多目的トイレか、愛犬専用トイレに隣接する多目的トイレの利用を呼びかけている。ただ補助犬専用トイレではないため、ペットシーツなどの準備が必要。

 犬を連れて飛行機で旅行する場合、通常、犬は貨物扱いとなるため、愛犬家が旅行する時はペットホテルなどに預けておくケースが多い。

 しかし、2016年5月にANAが客席に愛犬と一緒に乗れるチャーター便による「ワンワンフライトin 北海道」を企画。翌17年1月にはJALも「ワンワンJET鹿児島3日間」を飛ばすなど、愛犬と一緒に旅を楽しむ企画が増えてきた。

 愛犬と離れて乗る場合でも、事前にトイレをすませることができるため、犬のストレス解消のメリットは大きいという。愛犬家の間では、大阪国際空港の試みをきっかけに「他の空港でも専用トイレの設置ムードが高まれば」との期待が広まっている。(記事:澄・記事一覧を見る

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