サンリオ、国内物販やテーマパークは好調も、国内外でライセンスが苦戦して上期は減収減益で着地

2020年1月30日 08:33

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記事提供元:ログミーファイナンス

当期のテーマ→2Q累計実績(昨年対⽐)

江森進氏:それでは、資料に基づいてご説明申し上げます。最初に第2四半期の業績について、連結業績全体、そして事業別の営業利益内訳、それから海外営業利益の地域別の内訳をご説明致します。

そして通期計画につきましても、同様の順番でご説明申し上げます。ご説明のなかで増減につきましては、前期比の増減とご理解をいただければと存じます。

2020年3⽉期2Q累計 連結業績

第2四半期の連結の業績からご説明を申し上げます。売上は海外の苦戦によりまして、減収となりました。その結果、営業利益は7億円の減益を余儀なくされました。

また、特別損益でEUの競争法関連の損失が7億7,000万円ございましたので、総利益では11億円の減益となりました。

2020年3⽉期2Q累計 事業別業績

営業利益を事業別にご説明申し上げます。海外国内共にライセンスで苦戦致しました。対しまして、増益となった事業は、国内の物販事業、そしてテーマパーク事業でございます。

まず、物販事業はヒット商品が続きまして、増収増益でございます。ヒット商品のベスト4を挙げますと、「当りくじ」「ヘアアクセサリー」そして「アイドル応援グッズ」、「夏用のハンディファン」が挙げられます。

また、テーマパーク部門では、両パーク共に増収増益で黒字が定着致しました。

2020年3⽉期2Q累計 テーマパーク業績

テーマパーク部門につきまして、内訳をご説明します。夏休みに合わせたサマーフェスティバルなど、季節に合った各種のイベントおよび新規に投入したキャラクターが好評をいただき、増収増益でございます。

入場者につきましては、企業さんとのタイアップによるお客さま、ネット割引のお客さま、そして当日券のお客さまが増え、入場者の増加につながりました。ピューロランドでは入場者がプラス約8パーセント。

また、ハーモニーランドは台風や、長い梅雨など、天候には恵まれませんでしたが、なんとか入場者を昨対プラスに維持することができました。

2020年3⽉期2Q累計 海外地域別業績

海外の営業利益を地域別にご説明申し上げます。苦戦続きの欧州に加え、これまで稼ぎ頭であったアジアが、想定外の規模の消費低迷で減益に転じました。

しかし、北米はリストラ効果と、著名ブランドとのコラボレーションが伸び、底打ち基調となりました。

2020年3⽉期通期 連結損益計画

通期の業績計画です。売上につきましては、海外の減収を国内の増収で一部カバー致しますが、減収見込みです。

売上総利益では国内のライセンス取引の強化、および商品原価の低減、削減などにより利益率を引き上げ、減益幅の圧縮に努力をしてまいります。

販管費におきましては、中期経営計画の経費増加を見込み、営業利益は7億円の減益。純利益は第2四半期計上したEU関連の特別損失の影響で、15億円の減益の計画でございます。

2020年3⽉期通期 事業別損益計画

営業利益の計画を事業別にご説明申し上げます。スライドの右側の営業利益の前期比のところでございます。第2四半期から続く海外事業の落ち込みを、国内ライセンス、そして国内物販の増益で一部カバーする見込みです。

国内ライセンスではインバウンド関連案件、そしてスポーツ関連案件に加え、全国の路線バス、観光バスへキャラクターラッピングをご提案する案件が大変好評いただき、増益を見込んでおります。

国内物販では、商品原価、販管費の削減にて増益と致す見込みです。また、本社コストセンターその他の項目のコストアップは、中計施策関連でございます。

2020年3⽉期通期 海外地域別損益計画

海外の営業利益計画につきまして、地域別にご説明申し上げます。欧州およびアジアの年度内での回復が容易でないという見方をベースに致しまして、減益の地域を多く見込みました。

増益の地域は、北米がリストラ効果に加えて著名ブランドとのコラボレーションで、増益見込みでございます。

2020年3月期目標とする経営指標と株主還元

経営指標と株主還元につきましてご説明します。右から2行目の2020年3月期の計画の欄でございます。

当期利益が減益の見込みのため、今期のROEは4.4パーセントに低下する見込みです。

今期の配当は、創業60周年記念配当として5円上乗せの予定で、この結果、配当性向では約129パーセントへアップ致します。また、DOEにつきましては、5.7パーセントの計画としております。以上でございます。

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