原油高が原油生産量の増加に繋がるか サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

2020年1月9日 14:37

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記事提供元:フィスコ


*14:37JST 原油高が原油生産量の増加に繋がるか サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。7日の米市場では、イランが対米報復として米国にとって「歴史的悪夢」となるような13のシナリオを検討していると報じられ、地政学リスクが改めて意識される一方で、米国とイランが全面戦争に突入する可能性は低そうとの見通しなどから原油価格が下落。しかし8日にまたリスクオフの流れとなり、金や原油の価格が大きく動きました。
今日は金市場と原油市場についてのレポートをご紹介します。

松永さんのレポートでは、8日に『イラク駐留米軍基地であるアルアサド空軍基地とエルビルの基地が、イランからの10発以上の弾道ミサイル攻撃を受け』たため、『NY金とNY原油の電子取引が急騰しました』と伝えています。

この弾道ミサイル攻撃については、イランでの高まる反米感情を挙げ、『イラン最高指導者のハメイネ師率いるイラン革命防衛隊が米国への報復行動をとらなければ、イラン国内でのハメイネ師の支持率が大きく低下することも予想されていただけに』、『ハメイネ師としても避けられない選択だったのかもしれません』と考察しています。

8日の朝方急騰したNY原油の電子取引は、昼頃には失速。ブレンド原油について、松永さんは『ダブルトップを形成する可能性も出てきました』と指摘しています。

また、この度の中東リスクの上昇は『原油生産への影響はほとんどないようです』との見解で、『それよりも、NY原油がこの3カ月間で51ドル付近から65ドル付近まで14ドルほど大幅上昇したことを受けて、米国やOPEC非加盟国の原油生産量が増加することも考えられます』としており、特に『米国のシェール油田の増産ペースが加速する可能性は高まりました』と分析しています。

そして『イラク駐留米軍基地の被害状況とトランプ大統領の今後の判断が注目されております』との見解を述べています。

参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の1月8日付の「金市場&原油市場パート4」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子《HH》

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