新しい副業の形「知人のお店の手伝い・サポート」

2020年1月8日 07:04

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 会社員が副業を行うことが当たり前になってきている今、まだ手を出せていない人はどこからスタートすべきか悩んでいることだろう。そんなときにおすすめな方法として「知人のお店の手伝い・サポート」を紹介したい。

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■副業はお金だけでなく、学びや経験、信用を得る手段

 副業のことを「稼ぐ」という目線だけでとらえてしまうと、このような副業の形は行えない。しかし、副業には「稼ぐ」以外にたくさんのメリットがある。

 まず、自分が本業では経験できないことにチャレンジできるということだ。本業で積むことのできる経験は、業界と職種に制限があるが、副業という形であれば自分で好きなように新しいものに挑戦することができる。

 また、信用を積むというメリットも副業にはある。それは、自分の関わる人のお手伝いを副業という形で行うことで、その人との信頼がよりかたいものになったり、自分でビジネスを数カ月・数年と続けることで、あなたのビジネス感覚が評価されるようになったりするのだ。

■おすすめなのが、知人のお店の手伝い・サポート

 自分の身の回りで実際にお店を運営している人を探してみて、そこのサポートをする副業をおすすめしたい。既に店舗が出来上がっているため、自分の初期費用はゼロだ。

 一般的なアルバイトと同じ程度の賃金でお手伝いをしながら、これまで経験してきたことや学んだことを実践で活かしていくのだ。マーケティングや営業、その他デザインなどを実際の店舗で活かしていくのはやりがいもあるだろう。

 店主からするとこれまで手の届かなかったところをサポートしてくれる人員が現れるのはありがたいことだ。どのような部分が店舗として足りていないのか、どんな人員やアイデアが欲しいのかを店主にヒアリングして、力になれそうなら副業としてチャレンジするのもよい。

■このような知人がいない人は、イベントバーを活用するのもおすすめ

 身の回りにこうした知人がいない場合、一日店舗の店長を行えるお店などを活用するのもいいだろう。

 例えば、全国各地に系列店舗のあるイベントバーエデングループでは、自分の趣向を凝らしたイベントを開催することができる。売り上げのノルマなどは無く、一定額以上の売り上げがあがると報酬ももらえる。誰でも一日店長になれるので、店舗運営を体験してみたい人などにおすすめしたい。(記事:後藤遼太・記事一覧を見る

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