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エチオピアが初の環境観測衛星打ち上げ、支援の中国は諜報活動に利用可能か
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
エチオピア初の人工衛星が20日、中国の長征4号を使用して打ち上げられた。打ち上げられたのは、70キログラムのリモートセンシング衛星で、農業、気候、鉱業、および環境の観測に使用されるとしている。衛星は地表から約700km上空で動作する。
アディスアベバ大学のエチオピア宇宙科学技術研究所(ESSTI)の責任者によれば、衛星の製造費は800万ドルで、そのうちの約600万ドルを中国が支援している模様。制御はエチオピア宇宙科学技術研究所(ESSTI)のEntoto天文台および宇宙科学研究センターが行うとしている。
中国外交部の耿爽報道官は24日の記者会見で、「この衛星の開発において、中国は必要な技術と知識をエチオピアに教えてきた。軌道に乗った衛星は、エチオピアが自主的に制御し、使用できる」と説明している。しかし、QZによると専門家は、これらのシステムは中国の諜報活動や電子監視に利用できると警告している(QZ、CRI、Slashdot)。
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