【株式市場】出来高など低調でTOPIXは軟調だが日経平均は朝方106円高のあとも堅調

2019年12月23日 12:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3858円86銭(42円23銭高)、TOPIXは1731.11ポイント(1.96ポイント安)、出来高概算(東証1部)は4億8520万株

 12月23日(月)前場の東京株式市場は、前週末の米国株式の連日最高値を受け、日経平均は取引開始直後に106円46銭高(2万3923円09銭)まで上げた。一方、ソニー<6758>(東1)やトヨタ自動車<7203>(東1)は取引開始直後を高値に伸びきれない様子で、日経平均も伸びきれず、前引けは42円23銭高(2万3858円86銭)となった。TOPIXは軟調で、東証マザーズ指数も小安い。

 TDCソフト<4687>(東1)や東陽テクニカ<8151>(東1)が「ローカル5G」関連株人気再燃とされて活況高。ネクストジェン<3842>(JQG)が協和エクシオ<1951>(東1)への新株発行増資を含む資本業務提携などを発表し、調達資金をローカル5G事業などに充当として注目されストップ高買い気配となったことが発端とか。また、「ヤフーファイナンス」のリアルタイム株価が更新されない局面があり、23日を祝日としていたのではとの観測があったがZホールディングス<4689>(東1)は高い。

 新規上場のカクヤス<7686>(東2)は買い気配で始まり、9時32分に公開価格1600円を17%上回る1866円で初値。あと2000円まで上げ、前引けは1999円。global bridge HOLDINGS(グローバルブリッヂホールディングス)<6557>(東マ)は買い気配で始まり、10時36分に4020円(公開価格2690円の49%高)で初値がついた。その後の高値は4040円、前引けは3755円。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億8520万株、売買代金は7223億円。1部上場2158銘柄のうち、値上がり銘柄数は704銘柄、値下がり銘柄数は1330銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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