Microsoft、新旧Microsoft Edgeの共存方法を解説

2019年12月23日 08:31

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記事提供元:スラド

MicrosoftがWindows 10環境で新旧Microsoft Edgeの共存方法を解説している(Microsoft Docsの記事Neowinの記事Softpediaの記事)。

Chromiumベースの新Microsoft Edge安定版をWindows 10環境にインストールすると、レガシー版(バージョン45以前)のMicrosoft Edgeは使用できなくなる。両方のMicrosoft Edgeを並行して使用できるようにする簡単な方法としては、新Microsoft Edge安定版のインストールをブロックし、新Microsoft Edgeベータ版をインストールする方法が紹介されている。

安定版の新Microsoft Edgeとレガシー版のMicrosoft Edgeを共存させる方法としてはグループポリシーを設定する方法が紹介されている。ただし、エンタープライズ向けに公開されているMicrosoft Edge管理テンプレートには該当するポリシーの説明を含むファイル(ADMLファイルおよびHTMLファイル)が同梱されているものの、テンプレート自体は含まれていなかった。

対応するレジストリ値は「msedgeupdatepolicylist.html」に記載されており、「HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft」にサブキー「EdgeUpdate」を作成し、DWORD値「Allowsxs」を追加して値のデータを「1」にすれば新旧共存が可能になった。レガシー版Microsoft Edgeはスタートメニューに「Microsoft Edge レガシ」と表示される。なお、この設定は新Microsoft Edge安定版をインストールする前に実行しておく必要がある。

多くのユーザーにとっては不要な設定と思われるが、個人的には段組みになる読み取りビューを時々使いたいことがあるので設定しておこうと思う。スラドの皆さんはいかがだろうか。 

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