電通、パーク24、かんぽ生命保険など/本日の注目個別銘柄

2019年12月17日 16:32

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記事提供元:フィスコ


<3639> ボルテージ 565 +80ストップ高。人気アプリ「ダウト~嘘つきオトコは誰?~」の中国語簡体字版を、世界最大のゲーム会社である中国テンセントが近く配信開始予定の読み物アプリ「一零零一」内の初期タイトルとして、配信を開始すると発表している。同社初となる中国向けのタイトルとなる。2020年6月期第3四半期に配信開始予定。テンセントの配信網が活かされることで、大きな収益寄与を期待する動きが先行している。

<7181> かんぽ生命保険 1925 -53続落。金融庁では、不適切な保険販売を受け、保険業法に基づいて保険販売を対象に業務停止命令を出す方向で検討に入ったと報じられた。顧客に虚偽の説明をして保険料を二重に取るなどの法令違反があったと判断しているもよう。不正発覚に伴って7月から保険販売の営業を自粛しているが、20年1月からの販売再開を目指していた。業務停止命令が出れば、保険販売時期は再び延期される可能性が高いとの懸念が強まる形に。

<4324> 電通 3880 -260大幅反落。前日に19年12月期業績予想の下方修正を発表。調整後営業益は従来予想の1429億円から1355億円に減額、海外事業の不振継続が重しに。また、営業利益は985億円から609億円に減額、約200億円の構造改革費用、一部無形固定資産の評価減などが響き、下方修正は想定外。20年12月期は、構造改革費用は若干発生の見通しだが、それ以上に人件費など費用削減効果が顕在化すると見込む。

<4666> パーク24 2735 +248急伸。前日に19年10月期決算を発表。営業利益は223億円で前期比1.0%減益、従来予想の226億円に沿った線での着地となった。モビリティ事業の拡大で8-10月期は増益に転換している。一方、20年10月期は267億円で同19.6%増益予想、市場想定を上回る水準とみられる。稼働率向上や価格改定効果などによるモビリティ事業の利益拡大、国内駐車場事業での着実な台数増加などを見込んでいるもよう。

<5481> 山陽特鋼 1598 -45大幅安。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に、目標株価も1860円から1280円に引き下げた。新規連結の欧州、インドの2地域に加え、国内も主力の軸受鋼が在庫調整局面を迎えたことで、早期のグロースシナリオ実現は難しいとの見方に変更した。20年3月期営業利益は会社計画40億円に対して11億円を予想、来期は従来予想の127億円から47億円に減額。

<4042> 東ソー 1757 +87急伸。前日には東海東京証券が投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価を2060円としている。下期以降業績は回復傾向にあると予想しているほか、財務体質の改善に伴って株主還元に前向きになったとも考えているもよう。機能商品やクロル・アルカリ、石油化学などの拡大によって、21年3月期営業利益は890億円で前期比6.0%増と、3期ぶりの増益転換を予想している。

<7831> ウイルコHD 154 -18大幅反落。前日に19年10月期の決算を発表、営業損益は5億円の赤字で、第3四半期発表前の下方修正水準で着地する形に。知育事業における在庫評価減の影響などが響いたもよう。20年10月期は1.2億円の黒字に回復する予想であるが、四季報予想などとの比較では下振れており、想定以上に回復力は鈍いとの見方に。前日にかけて決算期待も高まっていたとみられ、その反動も強まっている。

<2395> 新日科学 656 -118急落。同社が約18%の株式を保有するWave life sciences社は、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの試験失敗を受けて、新薬の開発中止を発表している。Wave社の株価は前日比で約55%の急落となっており、同社もつれ安する展開になっているようだ。11月に窓を空けて上昇した際の真空地帯に入っており、下げ幅は広がる形となっている。

<3843> フリービット 924 +73急伸。先週末に発表した上半期決算を受けて、昨日は一時大幅安となっていたが、本日は一転して昨日の下げ幅を埋める動きになっている。通期予想に対する進捗率の低さが懸念されたものの、新規事業の季節性要因で上半期はコスト負担増だけが響く形になっていることで、過度な下振れ懸念は後退する状況に。第1四半期の前年同期比17.0%減益に対して、8-10月期は6.9%増と増益に転じる形でもある。《US》

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