「ピーター・ドイグ展」東京国立近代美術館で、イギリスの“画家の中の画家"日本初個展

2019年12月6日 18:50

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記事提供元:ファッションプレス

 「ピーター・ドイグ展」が、2020年2月26日(水)から6月14日(日)まで東京国立近代美術館にて開催される。

■ピーター・ドイグ、日本初個展

 「ピーター・ドイグ展」は、イギリスの現代アーティスト、ピーター・ドイグの初期作から最新作まで、約70点の作品を紹介しながら、その制作手法に迫る展覧会。日本では初の個展となる。

 ピーター・ドイグは、ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家として知られ、ロンドンのテート、パリ市立近代美術館、エジンバラのスコットランド国立美術館、ウィーンの分離派会館といった世界有数の美術館で個展を開催してきた。同世代、後続世代のアーティストに多大な影響を与えていることから、過去の巨匠になぞらえて、しばしば「画家の中の画家」と評されている。本展にも出品予定の代表作《のまれる》は、オークションにて、2015年当時の約30億円相当で落札された。

■想像力や記憶を刺激する絵画

 ピーター・ドイグは、ゴッホやゴーギャンなどの近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーン、写真、自らが暮らしたカナダやトリニダード・トバゴの風景、記憶といったさまざまな要素から作品を構築。多様なイメージから成るピーター・ドイグの作品は見る者の想像力や記憶を刺激し、いつかどこかで見たことがあるように感じられるのが特徴だ。

 会場には、日本のニセコのスキー場を描いた《スキージャケット》や小津安二郎の映画『東京物語』を念頭に置いて描かれた《ラペイルーズの壁》、幅3メートルを超える大型作品などの、貴重な作品が集結。映画『13日の金曜日』のワンシーンから発想した「カヌー」モチーフの絵画も登場する。一連の作品からは、人々の想像力をかきたてる、豊かな世界観を体感することができる。

■映画上映会「スタジオフィルムクラブ」の直筆ポスター

 また、ピーター・ドイグがトリニダード・トバゴ出身の友人のアーティスト、チェ・ラブレスと2003年から始めた映画の上映会「スタジオフィルムクラブ」も紹介。近隣住人に上映会を周知するために掲出された、ポスターのドローイングが展示される。「スタジオフィルムクラブ」では、名画座やミニシアターから着想を得た、過去の名作映画などを上映。上映が終わると作品について話し合ったり、音楽ライブへと展開したりと、ある種の文化サロンのようなコミュニティが形成されていく。

【詳細】
ピーター・ドイグ展
会期:2020年2月26日(水)~6月14日(日)
開館時間:10:00~17:00 ※金曜・土曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(ただし3月30日、5月4日は開館)、5月7日(木)
会場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
観覧料:一般 1,700(1,500)円、大学生 1,100(900)円、高校生 600(400)円
※価格はすべて税込。
※( )内は、前売券料金または20名以上の団体料金
※前売券の販売期間は2019年12月21日(土)~2020年2月25日(火)、東京国立近代美術館、美術展ナビチケットアプリ、チケットぴあ(Pコード:685–081)、ローソンチケット(Lコード:35821)、イープラス
※中学生以下および障がい者手帳持参者とその付添者(1名)は無料
※本展の観覧料で入館当日に限り、「MOMATコレクション」(4F~2F、所蔵品ギャラリー)、コレクションによる小企画「北脇昇:一粒の種に宇宙を視る」(2F、ギャラリー4)も観覧可能。

■ピーター・ドイグ トークイベント

日時:2020年3月1日(日) 13:30~15:00
会場:東京国立近代美術館 地下1階 講堂
※当日10:00より1F受付にて整理券配付
※先着130名、聴講無料、要観覧券(半券可)

【問い合わせ先】
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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