NY為替:追加関税発動を警戒してドル売り強まる

2019年12月4日 06:48

印刷

記事提供元:フィスコ


*06:48JST NY為替:追加関税発動を警戒してドル売り強まる
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円78銭から108円48銭まで下落し、108円63銭で引けた。トランプ米大統領は、米中貿易の合意成立を2020年の大統領選挙後まで遅らせる可能性を示唆したため、今月15日に追加関税が発動され、その影響で世界経済は一段と悪化するとの警戒感からリスク回避の円買いが広がった。米国債利回りの低下を意識したドル売りも観測された。

ユーロ・ドルは、1.1069ドルから1.1094ドルまで上昇し、1.1081ドルで引けた。ユーロ・円は、120円48銭から120円25銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.2976ドルまで下落後、1.3011ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9891フランから0.9857フランまで下落した。《MK》

関連記事