後場の日経平均は100円高でスタート、日立化成やダブル・スコープの上昇が目立つ

2019年11月26日 13:06

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23393.27;+100.46TOPIX;1707.79;+4.83

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比100.46円高の23393.27円と前引けから上げ幅を縮小して取引を開始した。午前の日経平均は3日続伸。ランチタイム中の225先物は23360-23450円のレンジで推移。円相場は1ドル109円00銭付近での推移となっている。ただ、午前に取引時間中の年初来高値を更新した後伸び悩む展開となったことに加えて、中国・上海総合指数もプラス圏ながら上値の重い動きとなっている流れから、午後の日経平均は上げ幅を縮めて寄り付く形となった。その後も利益確定の売りにより上げ幅を縮める動きとなっており、上値の重い展開となっている。

 業種別では、電気機器、保険業、精密機器、非鉄金属、ゴム製品、鉄鋼、陸運業などがプラスで推移。一方、鉱業、食料品、空運業、建設業、その他金融業、金属製品、銀行業、パルプ・紙、ガラス・土石製品などがマイナスで推移している。売買代金上位では、日立化成<4217>が2ケタの上昇、ダブル・スコープ<6619>の上昇も目立つほか、レーザーテック<6920>、村田製作所<6981>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>、太陽誘電<6976>などがプラスで推移。一方、昭和電工<4004>の下落が目立つほか、ソフトバンクG<9984>、資生堂<4911>などがマイナスで推移している。《HH》

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