JAL、首都圏発着の国際線を大幅拡充へ 羽田集約が顕著に

2019年11月22日 12:16

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●首都圏発着路線を大幅拡大へ

 JAL(日本航空)は19日、2020年3月29日から始まるサマースケジュールにおいて、首都圏を発着する国際線を大幅に拡大すると発表した。新しく就航するのは北米・フィンランド・ロシア・オーストラリア・インド・中国向けの路線。特に羽田空港を発着する国際線に関しては現行の1日22便から34便への大きく増える。日本の国内線のハブ空港である羽田空港のネットワークの良さを生かして、顧客の獲得を狙う。

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●目玉は北米路線の充実

 今回の新規路線のうち目玉になるのが北米路線の充実である。羽田空港からシカゴ(2021年2月からは1日2便を計画)・ダラス・ロサンゼルスに新しく就航する。さらに現在運航されているニューヨーク路線についても、ダブルデイリーにする計画である。

 ビジネス需要の高い路線だけでなく、提携関係のあるアメリカン航空のハブ空港であるダラス・フォートワース空港に就航することで、アメリカ国内から中南米方面への乗り継ぎ需要も獲得することを見込んでいる。北米路線は、成田空港を併せて現在の1日10便から13便に拡大される。

●羽田空港への集約が加速

 北米以外では、シドニー(オーストラリア)・デリー(インド)・モスクワ(ロシア)・ヘルシンキ(フィンランド)へ就航する。どの路線もビジネス・観光の需要共に旺盛な路線であり、首都圏からの航空の便利を生かして他の航空会社に対抗する。

 一方で、ホノルル線も2便が就航するものの、同時に成田から運航されている4便のうち2便が運休となる。また、同じように成田から就航しているダラス・シカゴ・ニューヨーク路線も運休となり、羽田空港への集約が進む。

●羽田空港の国際線発着枠が拡大

 2020年3月末から始まるサマースケジュールは、羽田空港にとっても大きな転換期となる。国際線の発着枠が拡大されることを受けて、JAL以外にも航空各社の増便が計画されている。特に北米線は成田空港からの大きなシフトチェンジが計画されており、競争が激しくなると見込まれている。(記事:speedbird・記事一覧を見る

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