NY金:反発で1463.30ドル、米中通商協議を巡る一部報道を意識した買いが入る

2019年11月14日 07:31

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記事提供元:フィスコ


*07:31JST NY金:反発で1463.30ドル、米中通商協議を巡る一部報道を意識した買いが入る
NY金先物12月限は反発(COMEX金12月限終値:1463.30 ↑9.60)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比+9.60ドルの1オンス=1463.30ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1456.40−1467.90。上下両院合同経済委員会で行なわれたパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言では、「金融政策は良い位置にある」、「政治的な要因は考慮しない」、「マイナス金利は適切ではない」などの見解が表明されており、追加利下げに対する市場の期待は低下した。しかしながら、米中通商協議に関する一部報道で「状況が悪化すれば、中国はいつでも米国の農産品購入を停止できる」と伝えられたことから、安全逃避の買いが優勢となった。《CS》

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