東芝プラ、ツクイ、三井金など/本日の注目個別銘柄

2019年11月12日 15:43

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記事提供元:フィスコ


<4819> Dガレージ 3675 +80大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、税前利益は73.3億円で前年同期比1.0%減益、為替の影響が重しとなったが、第1四半期は同34.6%減益であったため、7-9月期の収益は急回復する形となっている。4-6月期に不振であったインキュベーションテクノロジー事業が大幅な増収増益となった。為替の影響を除く公正価値の評価益は前年同期の18億円から41億円へと伸長している。

<2180> サニーサイド 1100 +95大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業益は4.1億円で前年同期比2.3倍と大幅増益、つれて、上半期計画は従来の3.9億円から5.1億円に、通期では7.2億円から8.4億円に上方修正した。基幹事業のマーケティング・コミュニケーション事業が順調に推移するなか、受注量が予想を超える規模に拡大した案件が発生したこと上振れ要因。足元ではそれほど期待感が高まっておらず、素直に上方修正が好感された形に。

<6315> TOWA 1213 +118急伸で年初来高値を更新。前日に上半期決算を発表、営業損益は1.8億円の赤字で前年同期8.7億円の黒字から赤字転換となっている。ただ、10月29日に下方修正を発表しており、サプライズは乏しい状況。7-9月期受注高は67.2億円で前四半期比11.7%増、1-3月期をボトムに順調な回復を見せていることも安心感につながる。

<4344> ソースネクスト 470 -37急落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は3.6億円で前年同期比28.6%減益、従来予想の2億円は上回る着地となった。「筆まめ」など付加価値の高いパソコンソフトの販売が好調に推移したほか、広告宣伝費も下振れしたもよう。ただ、第1四半期の増益から減益に転じているほか、新製品「POCKETALK S」の発売遅延による売上の下振れもあり、やや失望感も広がる状況となっているもよう。

<3902> MDV 1073 -97伸び悩み大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は4.6億円で前年同期0.2億円の赤字から黒字転換となり、通期予想は従来の5億円から6.5億円にまで上方修正している。利益率の高いデータ利活用サービスのアドホック調査が順調に伸長しているほか、販売管理費も大幅に抑制できたもよう。ただ、上半期までの進捗から業績上振れは想定線、修正幅にサプライズはなく、出尽くし感が先行する形となっている。

<2398> ツクイ 535 +71大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は18.1億円で前年同期比26.9%減益となった。ただ、第1四半期の7.6億円、同39.2%減益に対して、7-9月期は10.5億円で同14.0%減と減益幅が縮小しており、上半期実績は従来計画の17.2億円を上振れる着地に。販管費の削減が想定以上に進んだ。株価は安値圏での推移が続いていたため、目先のあく抜け感が先行する展開になっているようだ。

<1983> 東芝プラ 2457 +354急騰。東芝<6502>が上場している子会社を完全子会社化し、親子上場の解消に乗り出す方向で検討に入ったと報じられている。同社や西芝電機<6591>などが対象とされており、西芝電機はストップ高買い気配となっている。東芝では、従来から議論しており、完全子会社化の選択肢を含め協議していることを明らかにしている。東芝による株式取得、それに伴う再編プレミアム付与への期待が先行している。

<6383> ダイフク 6280 +280大幅反発。先週末に上半期決算を発表、営業利益は173億円で前年同期比25.2%減益、通期予想を従来の460億円から390億円に下方修正しており、昨日は一時下げ幅を広げる場面も見られた。ただ、その後は下げ渋り、本日にかけて切り返す展開となっている。昨日の説明会を受けて、半導体メモリは案件に底打ち感が生じており、来年度の第2四半期以降には需要の回復が期待できるとの見方が優勢になってきているもよう。

<5706> 三井金 2756 -419大幅続落。前日に上半期決算を発表、経常益は49.6億円で前年同期比55.0%減となり、従来予想の55億円を下回った。金属価格の下振れ、それに伴う在庫要因の悪化などが背景。また、通期経常利益は従来予想の260億円から140億円にまで減額、コンセンサスも約30億円下回る水準になった。引き続き金属価格下落の影響やキャリア付極薄銅箔や電子材料用金属粉などスマホ向け製品の販売量減少なども響く。

<6976> 太陽誘電 2997 +58小幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は107億円で前年同期比22.7%増益、市場予想を10億円程度上回る着地になった。通期計画の380億円、前期比7.8%増は、台風による浸水被害の影響を調査中として据え置いている。ここまでの株価上昇もあって、決算数値に大きなサプライズはないものの、主力のセラミックコンデンサの堅調維持など、底堅い決算を評価する動きがやや優勢に。《ST》

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