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ヤシマキザイは調整一巡
ヤシマキザイ<7677>(東2)は鉄道関連製品の専門商社である。20年3月期減益予想である。21年3月期の収益改善を期待したい。株価は9月の直近安値圏から徐々に下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。
■鉄道関連製品の専門商社
19年6月東証2部に新規上場した。鉄道関連製品(鉄道車両用電気用品・車体用品など)の専門商社である。鉄道以外の産業機器・自動車業界向けコネクタや電子部品も展開している。
19年3月期の売上構成比は鉄道事業90%、一般事業10%だった。国内は日本全国を網羅する14拠点、海外は7拠点に展開している。
■20年3月期減益予想、21年3月期収益改善期待
20年3月期連結業績予想は、売上高が19年3月期比0.9%増の373億42百万円、営業利益が19.6%減の5億14百万円、経常利益が20.7%減の6億円、純利益が16.5%減の4億円としている。鉄道事業の大型案件が一巡して減益予想としている。
第2四半期累計予想(9月13日に下方修正)は営業赤字としている。中国経済の減速を受けた入札や保守計画の遅れで、中国の連結子会社の売上が計画を下回る見込みだ。通期予想は据え置いたが、下振れに注意が必要だろう。21年3月期の収益改善を期待したい。
■株価は調整一巡
株価は9月の直近安値圏から徐々に下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。10月23日の終値は1730円、時価総額は約50億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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