マザーズ先物概況:続伸、バイオ関連株が上昇をけん引

2019年10月23日 15:45

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記事提供元:フィスコ


*15:45JST マザーズ先物概況:続伸、バイオ関連株が上昇をけん引
23日のマザーズ先物は前日比11.0pt高の842.0ptと続伸した。なお、高値は844.0pt、安値は834.0pt、取引高は658枚。本日のマザーズ先物は、東証1部市場が小動きとなるなか、主力のバイオ関連株などが物色されるかたちで大きく続伸した。前日の米国市場は好悪織り交ざる各企業の決算を受けて主要指数はそろって下落。マザーズ先物は、直前のナイトセッションでは大きな動きは見られず。本日の日経平均は、英国のEU離脱問題の不透明感が残る一方で、米国家経済会議のクドロー委員長が対中制裁関税「第4弾」について12月の発動を取り下げる可能性を示唆した報道などもあり、底堅く推移。ただ、大引け後に日本電産<6594>の決算が発表されるなど、主要企業の決算を見極めたいのムードも強く、積極的に動けないなか、中小型株が幕間つなぎ的なかたちで物色され日中取引のマザーズ先物は大きく上昇となった。また、東証1部市場でエーザイ<4523>がストップ高水準まで買われたことが指数インパクトの大きいバイオ関連株にも波及してマザーズ先物の一層の上昇に寄与した。売買代金上位では、指数インパクトの大きいそーせい<4565>、サンバイオ<4592>、オンコリス<4588>、アンジェス<4563>などのバイオ関連株が軒並み上昇した。《YN》

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