【新規上場(IPO)銘柄】パワーソリューションズはビジネステクノロジーソリューション事業を展開、企業向けITのラストワンマイルに特化

2019年10月7日 06:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 パワーソリューションズ<4450>(東マ)は、10月1日に東京証券取引所マザーズに上場した。同社は、企業向けITのラストワンマイルに特化し、業務コンサルティング・システム設計・開発・運用保守までを一気通貫でサポートする、「ビジネステクノロジーソリューション事業」を展開。主にシステムインテグレーション、アウトソーシング、RPA 関連サービスを提供している。

 システムインテグレーションでは、資産運用会社をはじめとする金融機関を対象に業務コンサルティング及びシステムの受託開発(システム設計・開発)並びに運用保守をメインに、システムインテグレーター等が提供する汎用サービス同士や顧客の自社システムとの連携や、汎用サービス導入後の付加機能を開発しており、ビジネス部門がサービスを快適に利用するためのラストワンマイルを最適化するシステム開発を行っている。

 アウトソーシングでは、システムインテグレーションの補完的な位置付けとして、金融機関の付随業務の受託やチーム単位での人材派遣を行うことにより、顧客企業の業務プロセスの一部を代行するサービスを提供している。具体的には、投資信託適時開示・法定開示レポーティング、投信レポートデリバリー等を行っているほか、事業会社の総務部門のアウトソーシングとして、航空券の手配代行サービスを行っている。

 RPA関連サービスでは、RPAは「複数のシステムを接続し、業務を最適化すること」を目的としており、「ラストワンマイルの最適化」を行ってきた同社サービスとの親和性が非常に高いサービスで、2018年2月にUiPath株式会社のゴールドパートナーとしてリセラー契約を締結し、同年8月より一般事業者向けにRPAソフトウェアであるUiPath RPA Platformのライセンス販売及び導入サポートを行っている。

 足元の業績は、前2019年12月期第2四半期業績実績が、売上高13億7800万円、営業利益2億1300万円、経常利益2億1300万円、純利益1億3900万円に着地。

 前19年9月期業績予想は、売上高28億6400万円(前期比2.1%増)、営業利益3億6400万円(同55.3%増)、経常利益3億1400万円(同8.1%増)、純利益2億0400万円(同1.0%増)を見込む。上場で調達した資金はコンサルタントの人件費や外注費、社内システムサーバ機器やインフラ設備の増強、オフィス増設などに充てる計画で、年間配当は無配を予定している。

 株価は、上場2日目の10月2日に公開価格2000円の2.56倍相当の5110円で初値をつけ、同日高値5160円円と売られた後、3日安値4210円と下げて、モミ合っている。金融業界に特化することでラストワンマイルの事業化を実現し、大手SIerとは競合せずに補完しあう関係で、顧客紹介も受けることを強みとしており、既存業界での新規取引先の獲得、新規業界への参入により、成長が続く見通し。換金売りをこなし、下値を切り上げており、上昇基調を強めるか注目されそうだ。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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