学生とベンチャー企業を直接マッチング、「ハントバンク」誕生

2019年9月27日 09:06

小

中

大

印刷

(画像: HUNT BANKの発表資料より)

(画像: HUNT BANKの発表資料より)[写真拡大]

写真の拡大

 HUNT BANK(東京都中野区)は26日、就活学生と中小企業やベンチャーの経営者を結ぶ、無料・審査制のマッチングサイト「ハントバンク」のブラウザ版をリリースした。多数の就活生や企業から「探す」のではなく、気に入った対象を「選ぶ」だけで完結する、新しい採用・就活手段だ。同社によると、同種のサービスは日本初という。

【こちらも】学食で地元企業と学生を繋げる 地域雇用マッチング「モグジョブ」開始

 人手不足が深刻化し、学生の売り手市場となっている就活の現場では、特に中小企業による大卒採用は厳しい競争にさらされており、ある調査では、1人の学生に10社の求人があるという状況だ。

 また就活ルールの廃止により、採用活動の早期化や長期化も見込まれ、企業側の一層の採用コスト増や業務負担増が予測される。採用力の無い中小企業や無名のベンチャーにとっては、優秀な人材を確保できずに負担だけが増え、死活問題にもなりうる。

 一方、最近の学生の就職感は、「やりがいがあれば中堅・中小企業でもかまわない」と考える傾向が高まりつつあるという。とはいえ、中小企業やベンチャーなどの情報を深く知る手段は限られており、親世代もいまだ反対する傾向も強く、志望しづらいのが現実だ。

 こうした状況を打破するために、「ハントバンク」がうまれた。「ハントバンク」に登録すると、毎日12時に、学生及び経営者がそれぞれ3名ずつレコメンドされる。学生は、興味のある企業の経営者を選び、マッチングすれば実際に会い、情報収集ができる。経営者に直接自己アピールもできることになる。

 企業側にとっても、自社が欲しい人財を、低コストで容易に確保できる。多数の学生と面接する場合に起こりうるミスマッチも、軽減される。

 「ハントバンク」には、これまで200名を超える学生や経営者が登録しており、アプリでのサービス提供も計画している。同社では、「ハントバンク」による運命的なマッチングの創造で、日本産業の活性化につなげたいとしている。

関連情報

関連キーワード中小企業