ミシュラン、トラック・バス用全天候タイヤ「X マルチグリップZ」11月に発売

2019年9月25日 08:00

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ミシュランから発売予定のバス・トラック用新型タイヤ「X マルチグリップZ」(画像: 日本ミシュランタイヤ発表資料より)

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 日本ミシュランタイヤは9月20日、トラック・バス装着用の全天候型タイヤである「X マルチグリップZ」を11月に発売すると発表している。サイズは11R22.5に定められ、オープン価格になる見通し。新感覚のタイヤ構造など、従来の大型車用タイヤにない特徴に注目である。

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●インフィニコイル採用で耐久性アップ

 今回新発売となるタイヤは「インフィニコイル」を採用。回転方向に向けてカーカスとトレッド部の間で平行になるようにワイヤー材を巻き上げた構造を意味する。これにより接地バランスが安定し、偏摩耗が抑制されるという。またトレッド部へのダメージも最小限に抑え、タイヤ故障などのリスクを減らす。

 トラックによる大量の荷物の長距離輸送時やバスの運行時にタイヤが故障すれば、スケジュールが狂い仕事の流れに大きな影響を与えかねない。この可能性を抑えたタイヤ構造となれば、大型車を扱うドライバーや事業者も安心して利用しやすい。そうした心理状態を満たすことも、ミシュランが今回の新タイヤを発売する目的と考えられる。

●ハイレベルなグリップで雨や雪の日も安心

 加えて全天候型タイヤのため、突然の雨や雪に見舞われても車体がグリップしやすい。摩耗末期に悪天候時の道路を走っても高いグリップ力を発揮できるという。

 バスやトラックの大型車は、通常の乗用車とは違ったコントロールが求められる。ただでさえ雨や雪の日はそうでない場合よりも事故が多い。バスやトラックのような大型車は一度スリップしてしまうと、コントロールを取り戻すのが難しく、そのままどこかにぶつかってもおかしくはない。

 こうしたドライバーたちの懸念を解決するには、悪走路時のタイヤのグリップ力は重要である。ミシュランのX マルチグリップZは従来品よりも高いグリップ力が期待され、インフィニコイルによる高耐久性も交えた独自の構造により、ドライバーに優しいタイヤを目指す。

 タイヤは、ドライブを楽しむのに必要な道具にとどまらず、時には働く人たちの支えになる。X マルチグリップZには働くドライバーに寄り添う役割が望まれる。

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