Windows 10のシェア、NetApplications調べで50%超える

2019年9月5日 19:50

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記事提供元:スラド

 headless曰く、

 NetApplicationsの8月分デスクトップOSバージョン別シェアデータによると、Windows 10のシェアが初めて50%を超えている。

 Windows 10のシェアは前月から2.13ポイント増の50.99%。2位のWindows 7は1.49ポイント減の30.34%となっている。このほかのOSバージョンで前月から1ポイント以上変動したのは4位のWindows 8.1(1.09ポイント減、4.2%)のみで、1位~12位まで順位の変動もみられない。OS種別シェアデータではWindowsが0.56ポイント減(87.89%)、Linuxが0.38ポイント減(1.72%)、Chrome OSが0.04ポイント減(0.36%)などとなっており、前月から増加したOSはMac OS(0.7ポイント増、9.68%)のみ。Unknownは0.28ポイント増加(0.35%)している。

 StatCounterのWindowsバージョン別シェアデータでは、Windows 10が1.19ポイント増加して59.82%となる一方、Windows 7は0.3ポイント減の30.92%にとどまる。このほかのバージョンはすべて減少しているが、いずれも1ポイント未満の減少幅となっている。デスクトップOS種別ではWindowsが0.71%増(78.32%)、OS Xが0.05ポイント増(13.22%)、Linuxが0.07ポイント増(1.72%)、Chrome OSが0.32ポイント増(0.86%)と軒並み増加した。一方、Unknownは1.16ポイント減(5.87%)、Otherが0.01ポイント減(0%)となっている。

 StatCounterのWindowsバージョン別シェアデータを国・地域別にみると、シリアで1年以上にわたって1位を保っていたWindows 10が急減(29.57ポイント減、22.68%)してWindows 7(33.61ポイント増、75.01%)が1位に再浮上し、イランでWindows 10が初めて1位になっている。このほか、毎月の変動が大きい5か国・地域でWindows 10が再び1位となっており、全体ではWindows 10が1位の国・地域が前月から5か国・地域増加し、235か国・地域中215か国・地域となっている。

 日本では今年に入ってWindows 8が急増し、7月にはWindows 8.1を上回っていたが、8月は3.36ポイント減の3.99%となり、5.99%(0.03ポイント増)のWindows 8.1が再び上回っている。一方、今年に入って動きが小さくなっていたWindows 10は3.86ポイント増の65.74%となっている。Windows 7は0.25ポイント減の22.86%となった。

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