レンジ調理後容器からそのまま食べられる軽量レトルトパウチ開発 凸版印刷

2019年8月27日 05:45

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「いだだきパウチ」のサンプル(凸版印刷発表資料より)

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  • 「いだだきパウチ」の使用方法

 凸版印刷は、レンジで加熱調理後、食器への移し替えをしなくても容器からそのまま食べられる新型レトルトパウチ「いただきパウチ」を開発し、サンプル出荷を開始した。

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 新型パウチは、角底形状とすることでレンジ内で自立し、加熱時の蒸気は自動で抜ける構造となっている。そのため、レトルト食品を自立させてそのまま加熱調理ができる。加熱調理後は、自立している上部を持つことで、容易にレンジから取り出せるだけでなく、包装材の上部を開けても、安定して自立を維持する構造となっている。

 さらに、開口部は喫食のため開いたままとなるよう設計されている。そのため、新型パウチでは、レンジ加熱後、食材を器等に移し替えることなく袋容器のまま食事ができる。

 単身や高齢世帯、働く女性の増加などで、食に関わる一連の作業の軽減、食の簡便化のニーズが高まっている。皿などの食器への移し替えが要らないプラスチックトレイは、食器洗いの負荷を軽減できるものとして、普及が進んでいる。新型パウチもそのニーズに応えるものとして設計されており、さらにプラスチックトレイより廃棄されるプラスチック量を約50%できる環境メリットも提供できる。

 また近年は、食事の取り方の多様化も進んでおり、コンビニやスーパーのイートインスペースの利用が拡大している。さらに、オフィスワークの人々が会社のデスクで昼食をとることも増加しており、買い求めた調理済み食品を手軽に食べる「即食ニーズ」も大きくなっている。

 新型パウチは、容器のまま食事ができることから、食事場所を選ばないさまざまなシーンで消費者に食事を提供できる。凸版印刷では、8月から食品業界にいただきパウチのサンプル出荷を開始し、2021年度には関連受注を含めて5億円の売上げを目指すという。

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