大韓航空、日本路線を大幅に減便 韓国8社が全て減便へ

2019年8月20日 21:35

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●9月から運休・休止路線が多数

 大韓航空は20日、日本と韓国を結ぶ路線について大幅な見直しを行うと発表した。現在、1日2便運航されている関西-釜山便が9月中旬より運休となるほか、仁川と旭川、小松、鹿児島を結んでいる便も9月末から11月中旬まで期間限定の休止となる。

 さらに成田-釜山や関空-仁川といった利用者の多い路線も1日当たりの運航本数を1往復程度削減する。既にほかの韓国航空会社から発表された減便も含めると、日韓を結ぶ60以上の路線で減便や運休が発表されたことになる。

●機材の小型化、他社も見直し

 また、減便や休止以外でも、日本と韓国を結ぶ路線で旅客数に合わせた機材の変更も行っている。これまでB777-300のような大型機を使っていた路線でも、B767-300やB737など小型機に変更し、採算を維持している。

 また大韓航空だけでなく、同じ韓国のアシアナ航空やLCCのチェジュ航空、T-way航空も減便や運休を表明しており、大幅に供給座席数が減少している。今回の大韓航空のスケジュール見直し発表によって、韓国の航空会社8社全てが日本路線の削減を決めた。

●日本と韓国の問題が影響

 今回の大幅な減便には、日韓の政治的な問題が大きく絡んでいる。特に韓国内では日本製品の買い控え、日本への旅行自粛なども続いている。これに伴って、訪日旅行者が大幅に減少、今回の減便、運休につながっている。今回、廃止という表現を使っていないことから発着枠は保持したまま、需要が回復したら運航を再開するとしている。

●地方都市を直撃

 今回、運休が発表された路線の多くが日本の地方都市とソウル(仁川)を結ぶ路線である。主要都市を発着する路線に関しては、乗継需要やビジネス需要を獲得することができるため影響は少ない。一方で地方都市を結んでいる路線は、観光需要が高く、特に韓国から人気の高い北海道や九州向けの路線が大幅に見直しされている。(記事:speedbird・記事一覧を見る

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