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米中貿易戦争の恩恵を受けるのはベトナムか 中国の完全な代替は困難

2019年8月7日 08:56

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記事提供元:スラド

 taraiok曰く、

 米中貿易戦争により多くの製造業が中国から脱出を図っている。一方でベトナムのように、米中貿易戦争の恩恵を受けた国もある。シャープは1日、ベトナムに新工場を建設すると発表した。当初は中国で生産する予定だった米国向けの車載用液晶ディスプレーの計画を変更し、新工場で生産するという。Appleもベトナムで第2世代のAirPodsの生産準備を進めているとされている。任天堂もゲーム機の製造をベトナムにシフトしつつある(The New York TimesSlashdot)。

 北ベトナムのバクニン省にあるBac Viet Technologyは、キヤノンのプリンターやコルグの楽器、Samsungの携帯電話などに向けたプラスチック製部品の製造を請け負っている。しかし、経営者であるVu Huu Thang氏によるとプラスチックの原材料費は中国と比べて5〜10%高く、中国企業と張り合うのは難しいという。

 加えて、ベトナム国内の市場が小さいことも問題だとしている。また、ベトナムでは地価が高くなりやすく、すぐに使える工場や倉庫が不足している。また企業のサプライチェーンも存在していない。十分な訓練を受けた労働者および管理職を採用することも課題となっているため、中国の代わりになることは困難だとされている。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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