トヨタグループ、ドライブラインの競争力強化に向け事業統合を加速

2019年7月15日 17:25

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記事提供元:エコノミックニュース

 トヨタ自動車とジェイテクトは、両社のエンジン出力をトランスミッションを介して車輪に伝達する各ユニット、いわゆるドライブライン事業の競争力強化に向け、事業統合を図る。具体的には2020 年1 月を目途に、トヨタが保有する豊精密工業の株式をジェイテクトに譲渡する検討を開始することとし、合意に達した。全株式の譲渡が終了した後には、豊精密の駆動製品、歯車製造、歯車の加工機など、すべての事業がトヨタからジェイテクトに移管される。

 現在、トヨタグループのドライブライン事業は、ユニットごとにトヨタ・ジェイテクト・豊精密が、開発・生産を分担しており、主要部品のデファレンシャルギアをトヨタと豊精密が、トルクコントロールデバイス(電子制御4WDカップリング)をジェイテクトが手掛けている。

 ジェイテクトは、2006年に光洋精工と豊田工機が合併して誕生した企業。豊田工機は独ボッシュから買収したトルセンLSD、光洋精工は英トロトラック社と協業で開発したトロイダルCVTの独自技術を所有していた。現在、それらのほかに自動車のステアリング関連技術、駆動系パーツ、ベアリングなどメカトロニクス製品をおもに製造するサプライヤーだ。

 今後、間違いなく加速する車両の電動化に伴い、市場環境は大きく変化する。ドライブライン事業製品の種類・大きさの品揃え充実や、複数ユニットのモジュール化による小型軽量化などの「高付加価値化」を通じ、ドライブラインシステムとしての企画・提案力をアップさせ、拡販に繋げるために今回の合意に至ったという。

 トヨタグループは、CASE(C:コネクティッド、A:自動化、S:シェアリング、E:電動化)に代表される自動車業界の大変革の時代に向けて、今後ともグループ各社の保有技術と製品を持ち寄り、新たな付加価値を生み出すことで、グループ全体での競争力を向上させる取り組みを加速させるとしている。(編集担当:吉田恒)

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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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