もしもの時の支えになる!いまだからこそ副業を始める理由

2019年7月5日 06:57

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 老後資金2,000万円不足問題や、大手企業の副業解禁など、ますます個人で将来のことを考え行動しなければならない時代がやってきている。しかし、まだ副業への一歩を踏み出せていない人も多いだろう。これからの人生を考えるにあたって、副業という選択肢はぜひ積極的に検討したいものだ。

【こちらも】老後資金2000万円を貯めるための副業戦略とは

●生活の支えが増えるため、将来への安心が生まれる

 突然のけがや病気などは、いくら注意をしていても避けられない。そんなときに、もしもに備えた貯蓄や投資が役に立つ。本業では出勤が出来ず、療養中の収入ダウンは確実といえるが、家でも出来るような副業を形にしていれば、療養中でも多少ながらも収入を確保できる。そうしたリスクヘッジのためにも役に立つのだ。

●会社という枠にとらわれず、依存せずに働くことが出来る

 本業では出会うことの出来なかった人たちと交流する機会がもてるというのは、副業の大きな魅力の一つだろう。新たな刺激を得ながら、自分のキャリアを見つめなおすきっかけにもなる。異なる業界とのコネクションが本業にも活かされる、といった良い循環も生まれてくるだろう。

●法律・税務の知識などを身につけることが出来る

 副業でしっかり稼ごうとしたり、副業の稼ぎを無駄にしないように心がけると、自然とたどり着くのが節税問題。そして自分の責任下ですべてを動かす必要があるため、法律の学習も必要が出てくる。

 一人で行わなければならないという状況が、自然と知識を追い求め、自分のスキルアップへとつながっていく。会社員では別部署に任せていたようなことでも、自らのこととして捉えられるというのは大きなメリットだろう。その理解が、本業においても大きな力となるだろう。

●副業は目的ではない、自分の力や稼ぐ方法を増やす手段だ

 あくまでも副業は手段だ。あなたの人生やキャリアを充実させるためにあるものにすぎない。目先の小さなお小遣い稼ぎではなく、学びや経験を目的にすることで、あなたの将来を豊かにしてくれるに違いない。(記事:後藤遼太・記事一覧を見る

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