NASA、ニュー・フロンティアの次期ミッションにタイタン探査機「Dragonfly」選定

2019年7月3日 21:48

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記事提供元:スラド

 AC0x01曰く、

 NASAは6月28日、ニューフロンティア計画の4つ目のミッションとして、土星の衛星タイタンを探査する「Dragonfly(ドラゴンフライ)」を選定したと発表した(プレスリリースイメージ動画朝日新聞CNNYahooニュース)。

 Dragonflyはトンボの意味で、その名の通り、八つの回転翼がついた飛行可能なドローン型探査機によるミッションとなっている。タイタンは重力が小さいものの、窒素を主成分とする濃い大気が存在しており、ドローンは一度に最大8kmの距離を、総計175kmに渡って飛行して、様々な地点の調査を行う。赤道付近のShangri-Laと呼ばれる地域に着陸する予定。

 探査機の打ち上げは2026年、タイタン到着は2034年ということでだいぶ先の話だが、タイタンの雲の下の姿がどうなっているのか、期待が高まるところである。

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