JAL、「ピンクドット沖縄」に合わせ「LGBT ALLYチャーター」運航 国内初

2019年6月28日 16:53

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 日本航空(JAL)は27日、9月1日に沖縄で開催される「ピンクドット沖縄」の開催に合わせ、「JAL LGBT ALLY チャーター便」を運航すると発表した。

 LGBTとは性的マイノリティを表す総称であり、LはLesbian(レズビアン)、GはGay(ゲイ)、BはBisexual(バイセクシャル)、TはTransgender(トランスジェンダー)を意味する。

 主催者によれば、「ピンクドット沖縄」とは、『性的マノリティやすべての人が生きやすい社会』を願い、その思いを表すために、シャツ、ズボン、帽子など何か「ピンク色のもの」を身に着けて参加するイベントという。7回目となる今年は、9月1日に那覇市泉崎の琉球新報社のエントランス広場で開かれる。

 ALLYとは理解者・支援者を意味し、JALは支援企業のひとつとして東京(羽田)ー沖縄(那覇)のチャーター便を運航する。

 チャーター便への搭乗はJALパックが販売する専用ツアーへの参加が条件となる。出発日は8月31日(土)で羽田06:10発、那覇08:40着で、復路便については指定の定期便の中から選ぶことができる。発売は7月18日で、旅行代金や旅行条件等詳細についてはJALパックのホームページにて案内される。

 「ピンクドット」は、2009年にシンガポールで始まったのが起源で、現在は沖縄を始めとして、米国・カナダ・香港など各地で開催されている。昨年の「第6回ピンクドット沖縄」イベントに協賛・後援したのは101社で、およそ3,100人が参加したという。(記事:kan1713・記事一覧を見る

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