東京湾を一望できるリゾートホテル「ハイアットプレイス東京ベイ」全容公開

2019年6月28日 12:29

印刷

スタッフユニフォームをデザインしたコシノジュンコ氏(前列左から2番目)

スタッフユニフォームをデザインしたコシノジュンコ氏(前列左から2番目)[写真拡大]

 米ハイアットホテルズコーポレーションのリゾートホテルブランド「ハイアットプレイス東京ベイ」(千葉県浦安市)が7月1日オープンする。同ブランドは日本初上陸となり、アジアでは24番目。都心から電車・車で約30分の距離と東京湾を一望できるロケーションで、都市部の近くで快適な滞在を楽しむ「ステイケーション」拠点として発信していく。

 敷地面積約1万240平方メートル、延床面積約2万1000平方メートルで、建物は地上10階、地下1階、客室数は全363。ファミリー向けの3ベッドルームタイプから、プライベートテラス付きのテラスルームやスイートを備える。シーリー社製ベッド、50インチ薄型4KHDTVなどのアメニティにスタイリッシュなインテリアが特徴。1階のギャラリーキッチンは開放的な印象のダイニングで24時間営業。フードをテイクアウトできるギャラリーマーケット、バーを併設。

 ほか、屋上のルーフトップバー、すし店、鉄板焼きなど飲食店も充実している。東京ディズニーリゾートにはバスで約20分、ホテルから無料シャトルバスが運行する。設備は豪華なだけでなく、ハイスピードWi-Fiなど、客が自分のペースで快適に滞在できるよう配慮されている。

 スタッフのユニフォームはすべてデザイナーのコシノジュンコ氏が手掛け、コントラストカラーを採用したスタイリッシュなウェアを制作した。フロントやレストランなど、担当によってデザインを変えている。フロントスタッフが着るユニフォームは、ハイアットのカラーの青と、青が美しく引き立つ黒を採用。レストランスタッフのワンピースはバルーンタイプで、袖の一部と、裾に青いカラーを取り入れた。すし店や鉄板焼き店のユニフォームは外国人観光客を意識して和モダンなテーストを加味している。

 内覧会では、現職のスタッフがモデルとなり、ユニフォームをファッションショー形式でお披露目。コシノ氏は館内のアートピースのプロデュース、バスのデザインも担当し、ユニフォームと調和させている。

 「ホテルではユニフォームは動くアート。着ている人が楽しく働けるようなウェアをデザインした」(コシノ氏)という。外国人スタッフの1人は「海をイメージさせるブルーが気に入っている。スリムなシルエットなのに動きやすい」と笑顔で話した。

関連キーワード

関連記事