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記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
日本原産の植物アシタバには健康食品としての効能があると言われているが、アシタバに含まれる「4,4'-Dimethoxychalcone(DMC)」という成分に細胞を守る働きがあるという研究結果が発表された(Nature Communications、AFP、ニューズウィーク日本版)。
この成分には、細胞内の損傷した部分を適切に排出させる「オートファジー(自食)」と呼ばれる仕組みを誘発する作用があり、これによって細胞の老化を遅らせることができる可能性があるという。線虫やミバエ、人間の細胞を使った実験では効果が認められたとのこと。
ただし、現状ではまだ研究の初期段階であり、人間の「アンチエイジング」に確実に効果があるかどうかは不明だ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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