【株式市場】個別株は強いがTOPIXが軟調で反落し日経平均は小幅続伸

2019年6月17日 15:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万1124円ちょうど(7円11銭高)、TOPIXは1539.74ポイント(6.97ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億3471万株

 6月17日(月)後場の東京株式市場は、日経平均が前引けに比べて14円ほど値を消して5円高で始まった。出来高が13時を過ぎても6億株前後と少ないためか、なおさら材料株を個別に物色する雰囲気を強め、バーチャレクス・HD<6193>(東マ)はAIの弱みである「学習してない事象への対応力が弱い」点を解決する新ソリューションが材料視されて2日連続ストップ高。日本テレホン<9425>(JQS)は野村証券による同社株取得の発表が注目されてストップ高気配を継続。

 TOPIXは軟調なまま一進一退を続けて反落。日経平均は40円高前後に相当する2万1150円をはさむ水準で横小動きを続け、小幅だが2日続伸となった。前引けは堅調だった日経JASDAQ平均は小安くなり、東証2部指数、マザーズ指数も小安い。

 東証1部の出来高概算は少なく9億3471万株(前引けは4億4483万株)、売買代金は1兆6499万株(同7710億円)。1部上場2143銘柄のうち、値上がり銘柄数は570(同643)銘柄、値下がり銘柄数は1483(同1386)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は5業種(前引けは9業種)となり、値上がり業種は、鉱業、水産・農林、海運、石油・石炭、保険、だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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