政府、プラスチック製レジ袋無償配布禁止へ法制化 環境相が方針明らかに

2019年6月4日 11:45

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 近い将来、無料のレジ袋というものは日本からなくなるかもしれない。原田義昭環境相は6月3日の記者会見で、スーパーやドラッグストア、そしてコンビニなどで広く利用されているプラスチック製レジ袋について、無償で配布することを全面的に禁止するための法制化を行う方針であることを明らかにした。

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 有償での配布であれば禁じられないという理屈であるわけだが、具体的にどのように有料化するか、その具体的な金額などについては各事業者や業界団体に委ねる、という。また環境相は、東京五輪の開催される2020年夏までには導入に目途を付けたいという意向を示している。

 日本でレジ袋というものが初めて登場したのは1960年代、爆発的に普及したのは1970年代のことであるらしい。俗にポリ袋またはビニール袋などと呼ばれたりもするが、ポリ塩化ビニル製のレジ袋は現在日本では見かけることはまずない。ポリ袋とはポリエチレンの袋のことで、より厳密にいえば現在普及しているレジ袋のほとんどはポリオレフィンという種類のプラスチックである。

 プラスチック使用量に対して占めるレジ袋の割合は決して小さいものではない。食品容器などのプラスチック包装材と合わせたときの総量は、プラスチック全体の実に4割を占めるともいう。

 プラスチック製レジ袋全面禁止の試みは、海外ではぽつぽつと進みつつある。例えばアイルランド、イスラエル、それにカリブ諸国などでレジ袋禁止の法制化が行われているという。日本国内でも、これはごく最近だが、2018年12月13日に京都府亀岡市で条例によりプラスチック製レジ袋の使用が禁止された。

 今回の件はまだ記者会見で発表されたというだけの段階であり、先行きは不透明ではあるが、いずれにせよおそらくは各所から少なからぬ反発が生じることは必至と思われる。今後の展開を見守りたい。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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