ANA、B777Fは7月から導入 10月には北米にも 精密機器輸送の新サービスも開始

2019年5月29日 08:43

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ボーイング777F型機(画像: 全日本空輸の発表資料より)

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●新型機材のB777Fを導入し輸送力をアップ

 全日空の貨物部門であるANA Cargoは、7月から新型機材のB777F(貨物専用機)を路線投入する。ANA Cargoでは、2機のB777Fを発注しており、7月から成田-関西-上海-成田路線に1号機を投入。

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 その後2号機の到着を受けて、10月からは成田-シカゴ線にも就航をする。大型機材であるB777Fを導入することによって、これまでのB767Fでは対応できなかった貨物需要にも対応する。

●自社運航機材でよりスピーディに低コストで配送

 ANA Cargoでは、これまでB767Fを使い、東アジアから東南アジア圏の貨物輸送をメインに担ってきた。北米路線などの長距離輸送に関しては、自社の航空機では航続距離が足らないため、アメリカのアトラスエアなどと協力し、エアラインチャーターを飛ばして輸送していた。

今回のB777Fは機材が大型化されるだけでなく、北米への直行貨物便を自社で運航することができるようになるため、これまでよりもスピーディかつ低コストでの輸送が可能になる。

●精密機器の輸送サービスも開始

 航空貨物の場合、大きく重たい荷物よりも、軽くて小型でありながら高価な半導体部品や精密機器の輸送に対する要望が高い。そこでANAでは、半導体輸送や医療機器など精密機器の輸送に特化したサービスである、「PRIO SENSITIVE」も6月3日よりスタートさせる。日本特有の細かく、質の高いサービスで顧客の獲得を狙っている。

●さまざまな技術と人の技能を用意

 精密機器輸送を確実に実現するため、ANA Cargoでは、独自のチェックリストと最新技術を用意した。衝撃を検知するための「ショックウォッチ」や、傾きを検知するための「ティルトウォッチ」を荷物につけることにより、製品にダメージを与えないように工夫を行う。

 さらに積み付け時のフォークリフトの低速走行や、空港輸送時の衝撃を最小限にするなど、技術と人の力を利用して信頼性の高い輸送の実現を目指す。(記事:speedbird・記事一覧を見る

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