5月21日の仮想通貨市場【フィスコ・ビットコインニュース】

2019年5月21日 17:18

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記事提供元:フィスコ


*17:18JST 5月21日の仮想通貨市場【フィスコ・ビットコインニュース】
21日のビットコイン(BTC)は、84.5~89.4万円で推移している。午前3時頃に84.5万円まで下押したもののリバウンドをみせ、午前6時頃には89.4万円まで上昇した。ただ、90万円に再び乗せることはなく、日中は87万円近辺でもみ合う展開となった。

米証券取引委員会(SEC)は本日未明、米投資運用会社ヴァンエックが今年1月に提出したビットコインETF(上場投資信託)に対する可否判断を延期することを発表した。SECは3月末にも判断延期を行っており、今回の延期は2回目となる。

判断延期は市場予想通りだったものの、投資運用会社ビットワイズの提出したビットコインETFの判断延期発表が先行していたことなどを理由に、一部では申請却下を警戒する向きもみられた。20日夜から21日未明にかけての下落はETF却下を織り込みに行く動きで、朝方の上昇は延期発表を好感したものとの意見もあるようだ。

次回の判断は90日後の8月19日とみられるが、その時点でまだ60日の延期期間を残しているため、最終的な判断が下されるのは10月末となる見込み。《SI》

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