TOKAIホールディングス シオヤが静岡県内で運営する有線ケーブルテレビジョン事業を譲受

2019年5月21日 09:15

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記事提供元:フィスコ


*09:15JST TOKAIホールディングス---シオヤが静岡県内で運営する有線ケーブルテレビジョン事業を譲受
TOKAIホールディングス<3167>は20日、CATV事業を担う子会社のTOKAIケーブルネットワーク(TCN)が、シオヤが静岡県内で運営する有線ケーブルテレビジョン事業の譲受契約を締結したことを発表。

シオヤは、静岡県の田方郡函南町、駿東郡清水町、沼津市大平、伊豆の国市(旧韮山町)を提供エリアとするケーブルテレビ事業者で、放送サービスを提供している。

一方、同社グループは、静岡県、東京都、神奈川県、千葉県、長野県、岡山県の1都5県にて、放送サービス79万件、通信サービス27万件の顧客がいる。独自性を生かした地域情報の配信や多チャンネル放送を提供する一方、FTTHネットワークを利用した高速通信サービスを提供するなど、放送サービスと通信サービスとを組み合わせている。

同社は、2020年度を最終年度とする中期経営計画の戦略として総額1,000億円のM&A投資を進めており、今回もその一環としている。TCNでは今後、積極的な設備投資を行い、放送サービスと通信サービスを組み合わせた高品質な放送・通信・電話のトリプルプレイサービス(1つの通信事業者が電話などの音声通信、テレビなどの映像通信、インターネットなどのデータ通信の3つの通信サービスを、1つの回線で全て提供すること)の提供を行っていくとともに、4K・8K放送といった放送高度化への対応を実現していくとしている。《SF》

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