NTT-AT、国産RPA「WinActor」にメール受信機能など追加 31日から販売

2019年5月10日 12:07

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WinActor Brainのイメージ。(画像:NTTアドバンステクノロジの発表資料より)

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 NTTアドバンステクノロジ(神奈川県川崎市、以下NTT-AT)は8日、同社が販売するRPAツール「WinActor」の最新版であるVer.6.0の販売を、5月31日から開始すると発表した。同製品は、10日まで東京ビッグサイトで開催されている第2回AI・業務自動化展の同社ブースで展示されている。

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 WinActorは、NTTアクセスサービスシステム研究所で研究開発された技術をもとに、NTT-ATが商品化したRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)だ。Windowsやウェブでの定型的な操作や大量のデータ処理作業を自動化する。国内企業の業務に合った純国産RPAとして開発され、ITに精通していない担当者でも直感的にシナリオを開発したり修正したりすることができる。人手による作業の効率、品質、コストの大幅な改善につながると期待され、現在、金融業をはじめ物流、小売業など幅広い分野の3,200社以上が導入しているという。

 最新版では、メール受信機能の追加と画像マッチングの精度が向上している。これまではOutlookなどのメールソフトを介して処理していた操作を直接処理できるようになり、メールソフトに依存せずにシナリオを作成・実行することができるようになった。また以前から要望の多かったという、Google Chromeでの自動記録機能が追加され、より多様なシナリオの作成が可能になる(Google Chromeの拡張機能のインストールが別途必要)。そのほかにも10項目の新機能が追加され、23項目の機能が改善されている。

 年間のライセンス料は、インストールしたPCごとにライセンス料が発生する従来のノードロックライセンス版が、フル機能版で90万8,000円、実行版で24万8,000円(いずれもメーカー希望小売価格、税抜き)。所定のライセンス数内であれば同時利用が可能なローティングライセンス版はオープンプライスとなっている(ライセンス管理ソフトウェア込み、別途サーバーの構築が必要)。

 NTT-ATでは、今年度中には、言語処理・解析や機械学習、業務分析などのAI技術と連携し、自動化できる業務の拡大を目指す「WinActorBrain」のサービス提供開始を予定しているという。(記事:Kei_T・記事一覧を見る

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