JR東日本は8日、伊豆エリアを走る新しい観光特急の名称を「サフィール踊り子」にすると発表した。新型車両E261系を使用して、東京・新宿~伊豆急下田間で運行する。
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グリーン車やグリーン個室のほか、シートピッチ1250mmの「プレミアムグリーン車」や、こだわりの麺を提供する「ヌードルバー」などの設備が特徴。運転開始は2020年春ごろを予定している。
■伊豆の魅力を世界に発信
列車名の「サフィール」には、サファイヤのように青く輝く伊豆の海と空のイメージや、「上質かつ高級で優雅な旅を楽しんでほしい」という意味合いが含まれている。車体ロゴやプレミアムグリーン車のロゴには、サファイヤのイメージが加えられた。
サフィール踊り子には、新型車両E261系8両編成を2編成投入。東京・新宿と伊豆急下田を結び、首都圏から気軽に行ける伊豆エリアの「本物の魅力」を世界に発信していく。
■新型車両E261系
すべての座席がグリーン扱いの豪華な車両である。1号車には、JR東日本初となる「プレミアムグリーン車」が設定された。1+1列のゆったりとした座席や、ダイナミックな車窓が楽しめる窓と天窓が特徴。2号車と3号車は、4名用と6名用のグリーン個室となっている。
4号車は、目の前でこだわりの麺を調理してくれる「ヌードルバー」だ。車内にはカウンター席とボックス席が用意されているので、伊豆の車窓を眺めながらの食事も楽しめる。
■特急踊り子
首都圏と伊豆半島を結ぶ観光列車。国鉄時代に登場した185系や、ハイデッカーとダブルデッカー編成が特徴の251系「スーパービュー踊り子」が主な充当車両である。両系統は登場から30年ほどが経過しており、車両の老朽化がすすんでいるため、中央線の特急「あずさ」などで使用されていたE257系の転用が計画されている。(記事:山岡光・記事一覧を見る)
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