東京為替：株安を意識してドル・円は上げ渋る展開

*09:27JST 東京為替：株安を意識してドル・円は上げ渋る展開
7日午前の東京市場でドル・円は110円70銭台で推移し、上げ渋り。ライトハイザー米通商代表部（USTR）代表は6日、「中国の交渉団が9、10日に訪米し、協議を継続し、劉鶴副首相が両日の協議に出席する」と表明したが、日経平均の下げ幅は拡大していること、米中貿易協議の行方を慎重に見極める必要があることから、リスク回避的なドル売り・円買いがただちに縮小する可能性は低いとみられる。ここまでのドル・円は110円59銭から110円85銭で推移。
・ユーロ・円は、123円81銭から124円16銭、ユーロ・ドルは、1.1191ドルから1.1203ドルで推移している。

■今後のポイント
・米国の早期利下げ観測は後退
・中国人民銀行による金融緩和策
・米国は対中輸入関税引き上げを示唆

・NY原油先物（時間外取引）：高値62.23ドル　安値61.81ドル　直近値62.22ドル《MK》