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新しい家庭用人型ロボット「ペッパー」。各企業からアプリが提供され、アプリを使った栄養管理もできる(写真:ライフログテクノロジーの発表資料より)[写真拡大]
人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を販売しているソフトバンクとグループ会社のソフトバンクロボティクスは16日、ペッパーの機能を大幅に拡充し家庭向けに特化したモデルを発売すると発表した。従来のモデルに比べて会話機能が向上、より自然な会話ができるようになったという。16日から予約受付を開始した。
【こちらも】ソフトバンク、ペッパー利用の教育支援プログラムを北米にも展開開始
新たに販売されるのは「Pepper for Home」。企業向けの新たなモデル「Pepper for Biz」も発表され、同日、予約を開始した。見た目は従来のモデルと変わらないが、会話プラットフォームを新たに構築したほか、胸にあるディスプレーを刷新。グーグルが開発した端末用OSのAndroid(アンドロイド)を搭載し、画面のデザインもユーザーが使いやすいよう新しくした。
また、「ハイ、ペッパー」と呼びかけると、ペッパーが反応して会話がスタート。スムーズに会話が始められるようになった。プラットフォームの改良で会話時の返答の正確性も向上したため、会話も長く楽しめるという。
専用のアプリも充実しており、各アプリ開発会社がさまざまなソフトを提供。ディスプレーに問題が表示されたりペッパーが読み聞かせをしてくれたりする学習ソフトや、ペッパーとオセロや将棋ができるゲームソフト、乗り換え案内やチラシ配信といった生活情報ソフトなどが用意されている。
ソフトバンクは、2015年6月にペッパーの「一般販売モデル」を発売。16年に法人向けモデルの販売を始めた。現在、ペッパーを導入している企業は国内を中心に2500社以上あるという。
家庭用ペッパーの本体価格は19万8,000円で、手数料9,800円。このほか基本プランに加入する必要があり、費用は月2万7,600円の36回払いか、99万3600円の一括払いとなる。なお、これまで販売されていた「一般販売モデル」は16日に販売終了となった(価格はいずれも税抜)。
購入の申し込みは専用サイトから。6月以降、順次本申し込みの手続きを開始する。
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関連キーワードソフトバンク、ソフトバンクロボティクス、ペッパー(Pepper)、ロボット、Android
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