モノをもたないことがデキる人材のステータスに変化する理由

2019年3月14日 17:04

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●モノをもたないことがデキる人材のステータスに変化する理由

 モノをもつことが社会的なステータスとされていた1990年代から30年ほどの時間の経過により、モノをもたないことがデキる人材のステータスになる時代に変化している。多くの人々から憧れをもたれるという観点だけでなく、仕事が減っていく今後は会社員としての能力にも「モノをもたないこと」が影響してくるだろう。

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●「フリーランスの実態」から見るデキる人材の移り変わり

 クラウドサービスを提供するランサーズが2018年に行った調査では、次のような事実が明らかになっている。「日本における副業・兼業を含む業務委託で仕事をする広義のフリーランスの経済規模が初の推計20兆円を超える結果がでました。フリーランス人口においては、前年と横ばいで1,119万人、人口に占める割合は17%となりました」(ランサーズ「フリーランス実態調査」より)。

 副業元年とされ、数多くの企業が副業を解禁したことも把握しておくべき事実だが、それよりも「企業に所属しないこと、不要な将来のキャリアを選択するビジネスパーソンが増加していること」に目を向けるべきと言える。またこれからの時代を生き抜くビジネスパーソンは、サイボウズやリクルートホールディングスなどの業績が好調な企業の多くが副業を解禁しているという事実も理解しておく必要があるだろう。

●モノをもたないことはデキる人材に限られたスキル

 「モノをもたない」という言葉にどのようなイメージをもつだろうか?モノをもたないことに物欲がない、将来に対する意欲がないとネガティブな印象をもつのは少し危険だ。その理由は、「モノをもたないことがデキる人材に限られたスキル」だからである。

 調べなければならないモノがあったときに、まず本を読む、専門的な知識のある人に聞きに行くという選択をするよりもインターネットのほうが早い。もちろん、信憑性のある情報を検索できる能力が必要になる。結果、インターネットで信憑性のある情報を検索できない人材には、モノをもたないという選択はできないのだ。

 そしてこれからの世の中は、ITの進歩によってさらにモノをもつ必要がなくなる。そんな時代に第一にまず本を読む、専門的な知識のある人に聞に行くという選択をする人材に、デキる人材としてのステータスが与えられるかどうかを考えてみて欲しい。

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