最高985MB/sのデータ転送が可能な「microSD Express」が発表

2019年3月2日 22:16

印刷

記事提供元:スラド

headless曰く、 SDアソシエーションは2月25日、従来のインターフェイスとの互換性を保ちつつPCIe 3.1/NVMe v1.3を用いて高速な転送を可能にするmicroSD Expressを発表した(プレスリリースSlashGearThe VergeBetaNews)。

 microSD Expressは昨年6月に発表されたSD Expressと同様、2列目の端子を用いることで最高985 MB/sの転送レートを実現するというものだ。高速な転送とともに低消費電力を実現できるほか、開発者がバスマスターやマルチキュー、ホストメモリーバッファーといった機能を利用することも可能だ。これにより、モバイルデバイスでmicroSDカードをリムーバブルSSDのように扱えるようになる。microSD ExpressカードはSD 7.1規格で定義され、microSDHC Express/microSDXC Express/microSDUC Expressといった各種容量で製品の提供が見込まれている。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | モバイル | ハードウェア | ストレージ

 関連ストーリー:
ソニーの一部デジカメと特定のSDカードの組み合わせで不具合が発生、原因はSDカード側の問題 2018年12月05日
東芝の「書き換えができないSDカード」、実際には改ざんできる 2018年10月18日
PCI Expressインターフェイスを活用するSDカード新規格「SD Express」が発表される 2018年06月28日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事