スマホを呼び出せお札と小銭も自動仕分けするIoT財布「TIME」が登場

2019年2月25日 09:01

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IoT財布「TIME」(画像: Makuakeより)

IoT財布「TIME」(画像: Makuakeより)[写真拡大]

  • (画像: Makuakeより)

 専用のスマホアプリで財布を呼び出し、財布からもスマホを呼び出せるIoT財布が現在Makuakeにてクラウドファンディング中だ。単なる財布を探せるIoT財布というだけでなく、二つ折りの超小型財布「TIME」には、お札と小銭を自動仕分けする「時短機能」も備わっている。プロジェクトは30万円の目標に対してすでに580万円以上が集まっており、4月4日まで支援可能だ。

■重力を使ってお札と小銭を自動仕分けして混ざらない

 この財布の特徴のひとつは、約8.9cm×9.5cmと超小型でありながら、お札と小銭だけでなくカードとスマートトラッカーが全て入る点だ。一般的な二つ折り財布は厚みがあるが、「TIME」はお札5枚・小銭6枚・カード5枚が入った状態でも厚さは約15mmとスマート。

 この薄さを保てるのは、財布がお札と小銭を自動で仕分ける仕組みにある。お札と小銭を収納部分に入れると、重力で小銭だけが下の小銭入れに入る。そして小銭が収納された後でスナップを止めれば、逆さまにしてもお札入れには戻らない。小銭収納部分も横に長い設計のため、コインが見やすく、かつ取り出しやすいようになっている。容量は最大15~16枚。

 また、お札とカードも取り出しやすいよう配慮されており、ジッパーを開けたり財布を開いたりといった動作は必要ない。ICカード位置も、読み取りやすいよう財布の外側に配置されているため、駅の改札やお店での支払いももたつかずに済む。

■急いでいる時に財布探す手間を省けるIoT機能

 すでに小型財布として十分な機能を備えている「TIME」には、財布とスマホを互いに呼び出す機能がある。「TIME」にはスマートトラッカー「Tile Slim」用の収納ポケットがあり、そこにTile Slimを入れてスマホから専用アプリを使えば、財布の場所を教えてくれるというわけだ。また財布のブランドロゴあたりにはボタンが内蔵されており、2回押すとスマホを呼び出すこともできる。朝の通勤前などに「スマホは机の上だったか、それとも充電器の場所だったか、財布はもう鞄に入れたか…」と、慌てて探してしまう人にはありがたい機能になるだろう。

 現在のMakuake支援価格は以下の通り。

 ・財布本体&Tile Slimセット…8%オフ1万4,200円(税込み)
 ・財布本体のみ(Tile Slim付属なし)…5%オフ1万1,200円(税込み)

 呼び出し機能を使いたい場合はTile Slimとセットになっているコースを選ぶ必要があるため、注意が必要だ。

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