欧州フォード、カップルの安眠を保つベッド「Lane-Keeping Bed」を開発

2019年2月17日 20:10

印刷

記事提供元:スラド

Ford Europeではシートの耐久性を調べるロボットの尻「Robutt」や打ち上げ花火の音を緩和する犬小屋「Noise-Cancelling Kennel」を開発しているが、今度はカップルが一緒に眠るときの安眠を保つベッド「Lane-Keeping Bed」のプロトタイプを発表した(Ford Europeのブログ記事SlashGearの記事動画)。

2人で1つのベッドに眠る場合、相手がやたらとくっついてきたり、寝相が悪かったりすると自分のスペースが非常に狭くなり、ベッドから落ちそうになることもある。研究によると、相手のいる人の4人に1人は自分だけの方がよく眠れると回答しているという。このような状況が毎晩続けば2人の関係が悪化していくだけでなく、寝不足で昼間事故にある危険性が高まる。Lane-Keeping Bedはフォード車の多くが搭載する車線維持補助機能「Lane-Keeping Aid」をヒントに開発されたもので、ベルトコンベア状のマットレスに圧力センサーを搭載し、偏りが検出されると自動で中央に移動する仕組みになっている。これにより、どちらか一方のスペースが狭くなることがなくなり、別々のベッドを使用する「sleep divorce (睡眠離婚)」を避けることが可能になるとのことだ。

 スラドのコメントを読む | idleセクション | idle

 関連ストーリー:
Tesla、駐車中の車内に犬だけを待たせておいても安心な「犬モード」を発表 2019年02月16日
Ford Europe、シートの耐久性テストロボット「Robutt」に発汗機能を追加 2019年01月14日
Ford Europe、ノイズキャンセリング機能を搭載した犬小屋を発表 2018年12月22日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事